オトナコドモ、ボクのセイチョウ

オトナになりきれないコドモのセイチョウを綴る、かけだしフリーライター。20代独身。男。小説やエッセイにもチャレンジしています。バンドマン(ヴォーカリスト)というもうひとつの顔も持つ。

僕が理想とするヴォーカリストをただただ紹介してみた

みなさん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。

ミウラリョウスケです。

 

 

今回の記事は、ただただ僕の理想のヴォーカリストをお話するだけの内容です。

 

 

音楽に興味のある方はそのまま読み進めてみてください。

 

 

音楽まじわかんねー、まじどーでもいいわー、って方はそっと閉じてください。そっ閉じ。

 

 

 

 

 

 

あ、読まれます?

 

 

 

 

 

 

 

 

どうします?

 

 

 

 

 

 

 

ここまでスクロールしてくれてるってことは、読む…よね?

 

 

 

 

うん、ありがとうね。(なんやねん)

 

 

そんなわけで(どんなわけやねん)、何人か僕の理想のヴォーカリストを載せますね。

一応これでも僕もヴォーカリストなので、サクッと好きなポイントをおさえていきます。

 

 

 

ホリエアツシ / ストレイテナー


ストレイテナー - 「ROCKSTEADY」(NEW LIVE DVD「ETERNAL ROCK BAND -21st CENTURY ROCK BAND TOUR 2013-」より)

前回の記事でもご紹介した、僕の人生を変えてくれた存在。

偉大です。

彼の気だるそうな歌声と、歌詞の言葉数が多い上に譜割りが独特なのもすごく好きで、おそらくメロディに歌詞を乗せる段階で最も影響を受けているのはホリエさんの手法だと思います。

高音に差し掛かると急に突き抜けるあの歌声は最高に美しいな、と思います。

 

 

 

Dave Elkins / mae


Mae - Summertime

"エモ"というジャンルに心を奪われたきっかけのバンド。

ヴォーカルのDaveの優しくて温もりに満ちた歌声をどうにか手に入れたくてたくさん歌って盗もうとしました。

彼から学んだことはたくさんあります。

悲しいことを主に歌詞に盛り込む僕のスタイルとはほんの少しベクトルは違うけど、近々彼のつくる歌のような作品を産みたい。

 

 

 

Aaron Marsh / copeland


Copeland - Chin Up (Official Music Video)

copelandの楽曲でたくさんの涙を流しました。

途方に暮れるほど長い悲しみが押し寄せた時に、そっと寄り添ってくれたAaronの歌声。感謝でいっぱいです。

声質は華奢な方だけど想いの強さが現れたとても美しい歌声です。

最初、女性だと思っていました。(笑)

余談ですが、copelandを好きになってくれる女性としか結婚はしない、と決めています。(笑)

は?って感じだと思いますが、それほどに僕の感覚を言い表すには充分すぎる存在です。

 

 

 

ここからは、ライブ時の動きもめちゃくちゃ参考にしているヴォーカリストを紹介していきますね。

 

 

Ryo / Crystal Lake


Crystal Lake - Apollo【Official Music Video】

現行の日本人ヴォーカリストで最高峰だと思います。

僕のやっているバンドはオルタナなので、CLのようなハードコアとは異なりますが、歌を大事にしながらもお客さんをぶち上げるこのスタイルは、参考にしないわけにはいきません。

 

 

Brandon Boyd / Incubus


Incubus - Megalomaniac (Live on Letterman)

僕のバンドが最も影響を受けているバンド、"Incubus"のヴォーカルです。

伸びやかで、細かい歌い回しを軽々と歌い上げてしまうBrandonのスキルには脱帽ですし、強い憧れがありすぎて、僕らの楽曲でも彼のようなスタイルのメロディをつけたりもしています。(笑)

そっと目を閉じて歌う姿からインスピレーションを受けています。

Brandonのようになるのが僕の目標です。

 

 

Ryuichi / LUNA SEA


LUNATIC FEST. LUNACY SHADE

特にわざわざ言うことはないです。

日本人ヴォーカリストで最も存在感のあるヴォーカリストだと思っています。

マイクを使わずともしっかり会場に響き渡る声量はたまらない、、、

僕もどちらかというとPAさんに驚かれるほど声量がある方なので、もっともっと鍛えていきたい。

 

 

田中和将 / GRAPEVINE


GRAPEVINE「here」from 15th Anniversary live at NHK Hall (2012.09.26)

最後はこの人。

好きな人はとことんのめり込んでしまうことでおなじみのGRAPEVINE

田中さんの魅力は、飄々と歌う姿と色気たっぷりな歌声。

また、すごく変わったメロディライン。

僕は変わったメロディラインに強く引き込まれる傾向があるので、一発でヤられましたね、、、

彼のように余裕綽々&飄々とライブしたいものです。

 

 

 

以上、長くなっちゃいましたけど、こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

はい、自己満足を満たすための記事でございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

めちゃくちゃすっきりしたーーーーー。(笑)

 

 

 

 

音楽が好きで読み進めてくれた方は、少しは楽しんでもらえましたでしょうか?

音楽に興味のない方はまさかここまでスクロールしてくれてるとは思わないので、ひとことだけ添えておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

音楽って最高っすよ。

 

ま、たぶん読んでないと思うけど。

 

 

ミウラリョウスケ

 

 

今日の1曲。

Six Feet Under / Crystal Lake


Crystal Lake - Six Feet Under (Lyric Video)

"根暗"だということは、忘れちゃいけない。

みなさん、こんにちは、こんばんは、おはようございます。

ミウラリョウスケです。

 

 

ここ最近は冬が本気を出しすぎているせいで厳しい寒さに包まれていますが、昼間は冗談かよ?ってくらいに真っ青な空と眩しすぎる陽が射し込んで、まさにカラッとしていますね。

 

僕の地元、新潟県は一年を通してくもりの日が多くて、自殺率ワーストNo.1だったこともあるだけに、どよーーんとしています。

 

そんな土地で生まれ育った僕は、今こそポジティブになる術を手に入れましたが、幼少期から中学生時代までは内気で自分の意見を言うなんて全くできない少年でした。

たとえるなら、まさおクンクレヨンしんちゃんでした。

 

それがいわゆる"県民性"のような、その土地ゆえの性格だったのかは定かではないですが、同級生に比べてすこしだけふさぎこみがちな少年だったように思います。

 

 

…そもそも、なぜこんな話をしようと思ったのかというと、偶然読んでいた音楽関連のネットメディアサイトの記事で、今の10代~20代前半の子がハマっているバンドについて書かれていたんですが、

 

僕の青春はどこで、誰から影響を受けて、どのように自分の価値観が変わっていったのだろう?

 

と、振り返ってみたくなってこんな話をしてみたわけです。

 

 

僕の価値観が変わった、とはっきり覚えているのは中学3年生の頃。

週に1回、父親とTSUTAYAに行ってレンタルCDを5枚借りるのが当時の僕の楽しみでした。

まず、僕の両親は、僕が小学6年生の冬に離婚しているんですが、それからしばらく心がいまひとつ満たされなくて。

そんな当時の渇いた感情に瑞々しさを取り戻させてくれたのは、とあるバンドとの出会いでした。

 


SHAKA LABBITS - THAT THING YOU DO!

 

父親がTSUTAYAのレンタルCDコーナーで、「これおすすめだから!」って借りてくれたのが僕とSHAKALABBITSとの出会いでした。

 

当時スカパンクどころか、"バンド"という概念自体に馴染みがなかった僕は、あまりにも鮮烈なインパクトを受けました。

(中学1年の時にNEW FOUND GLORYとかGREEN DAYにハマッていたのにパンクがよくわかってなかった)

 

中学3年生当時は2004年。

当時彼らはこの音源をリリースした頃でした。

 

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CLUTCH / SHAKALABBITS (2004)

 

これをMDに録音して(懐かしい!)、土日に部活をするために市営テニスコートに自転車を漕いで向かってる時とか、家で大嫌いな宿題を片づける時とか、日曜日恒例になっていた父とのドライブ+ショッピングでかけてもらったり、、、本当にたくさんの思い出が詰まっているし、聴いた時間に比例するように、徐々に僕自身の性格にも変化がありました。

 

何も意見が言えなかった僕はそこには居なくなりました。

 

高校に進学すると、入学当初は軽音楽部に入部こそしたものの、あまりにも部のノリや方向性に馴染めなかったこともあり、自分のペースで音楽に触れたい、と思い、退部を決意。

それからは昼休み中に先生にバレないように自転車で学校を抜け出して、そのままMDウォークマンで音楽を爆音で聴きながら家までの道のりを帰っていました。

そう、サボりまくっていたのです。

べつに卒業できればいいと思ってたし、勉強なんて単位をもらえるギリギリのラインまでしかしなかったし、意味なんて僕にはないと思っていました。

あんなに自分の意見も言えず人のいいなりだった中学時代からは想像もできなかったでしょう。

家に帰ればYouTubeでさまざまな音楽に触れて、たくさん歌って、歌って、ずっと歌ってました。

さすがに親に怒られたりもしたし、2年生になると、学校に行くことすらしなくなりました。

それについてはまた改めて記事を書くとして。

 

また別のバンドに出会うことで、僕の価値観はいよいよガラリと変わります。

 


ストレイテナー Traveling Gargoyle Berserker Tune

 

本当に、ストレイテナーとの出会いは僕にとって大きすぎて。

 

自分の想いを表に出すことができなかった僕は、彼らのアグレッシヴだけど歌声はやや気だるい、という一筋縄で終わらない楽曲に強く背中を押されました。

彼らの曲を歌ってみることで得られた感覚は、今でも忘れないし、自分のバンドで少しずつ体現できている気がします。

 

『音楽がきっかけで人生観が変わった』

 

って言ってしまうと月並みすぎて思わず自分に笑っちゃうんですけど、本当のことだから仕方ないんですよね。(笑)

 

きっとストレイテナーが好きな人って心のどこかにひねくれた一面だったり、陰を持っている人が多いと思うんです。

 

僕の場合も同じで、彼らの数あるアルバムの中で一番好きなアルバムを挙げるとするなら、即答でこちらを挙げます。

 

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Dear Deadman / ストレイテナー

 

楽曲に関しては、雨上がりの晴れ間、みたいな感じで、暗いものの奥にある灯りを連想させてくれます。

このアルバムを推すあたり、僕の中に未だ根暗な部分が残ってるんだなぁ、と思います。(笑)

 

 

今回の記事をまとめると、僕の心の奥に今も眠っている"根暗"な部分は、今の僕をバランス良く保ってくれている立役者なのではないのかな、と思います。

 

悲しいことが続いて、ふさぎ込んでいた幼少期~少年期は決してキラキラしたものばかりではないんだけど、この時期を否定することはあまりにももったいないことなんだろうな、と思うんです。

 

根暗、というスタイルはしばしば敬遠される要素かもしれないし、ネガティヴな響きばかりイメージされてしまうと思うんですけど、僕にとっては本当にひとつのギアのようなもので、ここを通らないと加速しないんです。

 

恥ずかしがって、暗い自分を隠そうとすることなく、高らかに叫んでみてもいいんじゃないかと思います。

 

何であれ、自分を信じて愛してあげることは良いことが舞い込んでくるきっかけになると、本気で思っています。

 

今回の記事はこの辺で、じゃ!

 

ミウラリョウスケ

 

 

今日の1曲は、Dear Deadmanの1曲目を。

The Novemberist / ストレイテナー


STRAIGHTENER- The Novemberist [sub español]